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お知らせ一覧

さらにまたKindle戯曲の新刊『おつきみ年代記』『食い逃げカフェの小さな日記』を出した

相変わらずウチのKindle戯曲を買うと収益9割を東中野のRAFTに寄付するキャンペーン、6月末まで実施中です。

桃唄のKindle戯曲を買ってRAFTに寄付するキャンペーン、実施中!

そしてまたまた新刊も出しました。中編『おつきみ年代記』と『食い逃げカフェの小さな日記』の2つです。まだ出します。

おつきみ年代記』は2018年初演の50分の中編です。Kindleで出した戯曲では一番最近の作です。人類滅亡後の世界で、妖怪っぽい者たちが人々の思い出をふりかえる話です。人間の行動には因果関係が伴います。理由があって、何かをし、結果が生じるのが人間。でも作品に妖怪を出すときはいつも、因果関係から外れた存在というか、ある種の抽象概念のようなものとして描いています。理由がなく、なにもせず、結果もあやふや。となると普通の役づくりがなかなか通用しなくなるのですが、毎度のことながら、俳優ってよくやるなぁと稽古場で感心します。あ、タイトルから想像がつくとおり、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』の影響を微妙に受けているかもです。小学生の時に初めて読んで大変な衝撃をくらい、以降SFばっかり読んでいたなぁ。

食い逃げカフェの小さな日記』は、2014年初演、2017年再演の短編です。ジャンル的にはコメディと言って良いかな。登場人物の貧乏神の名乗り口上は、「好きな自作のセリフ・ランキング」でトップ10に入ります。ちなみに小学生・中学生頃のことですが、ラジオの落語を録音して聴き、好きな噺は何度も繰り返して再生していた、という時代が自分にもありました。カフェ公演での短編は実験的なこともいろいろできるのですが、好きだった落語の世界をなんらか導入できないかな、と思って実験し出したのは、ウチの短編劇集ではこの作品が最初だと思います。

以下、新刊2つの紹介です。

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さらにKindle戯曲の新刊『とべ! 焼却炉!』『あの国』を出した

ウチのKindle戯曲を買うと収益9割を東中野のRAFTに寄付するキャンペーン、6月末まで実施中です。

桃唄のKindle戯曲を買ってRAFTに寄付するキャンペーン、実施中!

そんでもってまたまた新刊も出しました。『とべ! 焼却炉!』と『あの国』の2つです。まだまだ出します。

とべ! 焼却炉!は、RAFTで始めた短編劇集公演の第一作目です。舞台は二畳というコンセプトの公演で、なにができるかを手探りしながら書きました。そしてぼくらの短編劇によくある、「どもー、えーっと始めます、どういう劇を始めるかっていうとこういう劇で……」、と冒頭に口上を入れるスタイルは、この一作目からだったんだな、って今読むとわかります。一作目なので、1ページ以上費やした凝った始まり方をしています。今は「じゃ、はじめまーす」みたいな始まり方です。

あの国は、第6回目の短編劇集「せんそういろいろ」のうちの1作です。この頃はぼくは、短編劇っておもしろいぜ! 書き方もわかった気がするぜ! ガンガン書けるぜっ! と調子に乗っていて、この「せんそういろいろ」だけで6作品いっぺんに新作を書き上演しました。どうかしていました。もうそんな勢いでは書けないです。「長くても短くても大変さは一緒」(ことわざ)。付き合ってくれた俳優たちも、よくやってくれたよな、と今更ながら思います。

以下、新刊2つの紹介です。

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Kindle戯曲の新刊を出した 『あいまい宝島』と『知らない星、光る』

数年ぶりにKindle戯曲の新刊を出しました。
1時間弱の中編『あいまい宝島』と、30分弱の短編『知らない星、光る』です。

6月はさらに数作品、Kindleにて販売を開始する予定です。

ずーっと出していなかったのに急にまたなんで?

東中野のRAFTが寄付を募っているので、戯曲の収益を募金するキャンペーンを開始した

劇団桃唄309の「短編劇集」シリーズは、第一回目からずっと東中野のRAFTで催してきました(1回だけ別の場所でもやりましたが)。そんなRAFTが新型コロナの影響により、数ヶ月間ほぼ閉館の状態になりました。4月に予定していたぼくらの公演も、早々に中止を決めました。

劇場やイベントスペースって、存在するだけでお金を食い続けます。詳しくは下のリンクを。RAFTからの募金のお願いです。

プレビュー(新しいタブで開く)

で、募金は募金として、さらになにかできないか劇団で考えました。考えた結果、RAFTで上演した戯曲を電子書籍にし、収益のほとんどをRAFTに寄付することにしました。6月末(2020年)までやります。詳しくは桃唄Newsから。下のリンクです。

劇団桃唄309では、2012年春より毎年、ともに作品をお寄せくださる団体とともに、短編劇集の上演を続けています…

せっかくこういったキャンペーンをやるなら新刊も出したいよね。本って「出たばかりの新刊」が一番売れやすいし、売れた方が寄付額も増えるし。いっぱい寄付できると、ねぇねぇ設備のここをリニューアルしない? とか言いやすい! やった! じゃなくて、それ以前に、場所が維持されなくなると本当に困ります。ぼくらの「短編劇集」はRAFTあってのものなので。ということで、新刊を続々出すことになった次第です。(※註 通常劇場は、寄付とか関係無しに、利用者がきちんと意見を言えばしっかり聞いて検討してくれます。当たり前ですが。)

5月末に出した新刊は以下です。題名が販売ページへのリンクになっています。

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『風が吹いた、帰ろう』を香川県高松市で再演することと、謎の譜面について

あちこちで告知していますが、去年の5月に座・高円寺1で上演した『風が吹いた、帰ろう』を、2017年9月23日(土)・24日(日)の二日間、高松のサンポートホール高松で再度上演します。

公演情報サイト

『風が吹いた、帰ろう』は、東京と香川県の大島を舞台に繰り広げられる、ハンセン病を題材にした群像劇です。東京で初演し、瀬戸内国際芸術祭実行委員会の主催公演で、もう一度できるなんて。しかも高松で! 大島青松園まで船で20分足らずの場所にある劇場で!

がんばります、としか言いようがないです。

ART SETOUCHI / 瀬戸内国際芸術祭によるニュース・リリース

さてさて。

初演の時もそうでしたが、今回のチラシにも、写真と共に下のようなイラストが入っています。

私が描きました。
「海面下に住む未知のいきものによる、なにかの曲の譜面」のイメージです。未知の文化圏によって育まれた記法であります。奏でられるのはどんな音なんでしょうな。

この劇は「歌」が重要なポジションを占めるので、音楽的ななにかの絵をチラシに描こう、と思った次第。

最初は右側の楽器をピアノで描いていました。劇中、ピアノの音がたくさん鳴るので。
が、もっと軽くならんか、と考えた結果、ウクレレもどきの絵に差し替えました。自分的にはしっくりきました。

この謎譜面の中に、波線の下に記号が描かれたものが3つ程あります。
これらはこの絵を描くにあたって考えた「文字」です。これを描いた当時は、この文字をフォント化してやろうと思っていましたが、面倒になってやめ、そのままです。

文字が組まれれば、それは単語、すなわち言葉です。

で、上の三語がなにを意味するかというと、人類の五線譜で言うところの演奏記号のうち、「発想記号」にあたるもの、のつもりです。legato(レガート、滑らかに)とか、cantabile(カンタービレ、歌うように)とかが有名……なのかな?

意味は……描いた時はあったはずなんだけど、正確なところは……忘れました。


↑「生き生きと、命あるものとして」みたいな意味を込めたはず。
文字の由来は左から、「船/海の下にある太陽/プランクトン/網用のウキ/仕掛け/イカ釣り用の仕掛け/太陽」。


↑「動きを感じさせるように」みたいな意味を込めたと思う。
文字の由来は左から、「船/海の下にある太陽/プランクトン/タコ/船/中型魚/船」。


↑「あたりに甘く柔らかくなじませて」みたいな意味を込めたような。
文字の由来は左から、「テトラポッド/海の下にある太陽/牡蠣の養殖棚/船/海藻からでた酸素」。

どんな曲なんだろう、と想像しながら、この謎譜面を「読んで」頂けたら嬉しいです。

心を無にして楽器を手にし、この謎譜面を見ながら音を出してみても、楽しい……かも。

長編作品を作る際、いつも割と、こういった細々としたことを考えたり創造したりします。大量に。
絵や図も、ぼんやりといっぱい描きます。
インスピレーションを形にしまくるのって大切かな、と思って。

それらは基本的には劇中では使いません。
あくまでも、劇をつくるため、特に戯曲を書く時の(自分専用の)ヒントにするためです。
大抵は、闇に埋もれます。死ぬまで非公開。
再演の機会がなかったから、こんなヘンテコな解説(?)は書かなかったと思います。

『風が吹いた、帰ろう』(9.23-24 高松公演)

鋭意稽古中です。


短々編戯曲3編もKindle本化した

短々編戯曲、って言葉は私のいい加減な造語ですが、それはさておき。
2014年に書いた上演時間12~15分程度の戯曲3編を、Kindle用の電子戯曲として販売開始しました。文字数他の変数から価格を算出する式に基づき、各220円也。

もちろん手製のEPUB戯曲作成ツール”Θέσπης“を使って電子戯曲化しました。利用者なかなか増えないなぁ。ジャンル的に仕方ないけど。

以下、Amazonで販売中の、我が短々編戯曲です。

通勤・通学時のお楽しみにいかがでしょうか。

Kindleのアプリは、Amazon内の以下のページから手に入ります。Kindleのデバイスを持っていなくても、スマホやPC、タブレットなどから読めます。

Kindle無料アプリ – アマゾン

以下、商品紹介ページに載せた文です。題名クリックで該当のAmazonページに飛びます。

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稽古初日にワークショップする

今年の7月8月はワークショップの予定が多いです。秋田も行くし、沖縄にも。毎年やっていますが座・高円寺でもやります。

それらとは別に、桃唄309でもワークショップをやります。

で、私も恥ずかしながらかなりの数のワークショップをやっているわけですが、ちょっと毛色の変わったものをやってみたくなりました。

稽古場体験ワークショップのお知らせ

秋カフェ『ジェラシーいろいろ』(2014.9.25-28)の稽古初日をワークショップとして公開しましょう、という試み。

実際ウチの劇団では、かなり初期の頃より、稽古開始後の数日間はワークショップ形式で稽古しています。身体慣らしと方法論探りと稽古場暖めなどが目的。それにご参加頂くという趣向です。

内容的には、身体コンディショニングと、身体のありようをさぐることと、時間があればテキストを声に出すこと、など。応募締切は8月3日です。お早めに!

以下、リンク先にあるテキスト情報です。

 

短編劇集 vol.7 秋カフェ『ジェラシーいろいろ』の稽古初日(8月13日 水曜)に
「稽古場体験ワークショップ」を行います。
稽古場見学会ではありません。
当劇団が稽古初日に毎回行う、
身体慣らしと場作りのためのワークアウトを、
一緒に体験して頂きます。

日時:8月13日(水) 18時30分~21時30分 (18時より開場)
場所:世田谷区内 ※お申し込み後にご連絡します
参加費:500円(実費)
定員:10名程度
応募締切:8月4日(月) 必着

特典:ワークショップにご参加の皆さまは、9月下旬に行う短編劇集 vol.7 秋カフェ『ジェラシーいろいろ』の稽古場を、いつでも自由にご見学頂けます。

お申し込み方法:
<office@momouta.org>にメールにてご連絡ください。
その際、メールの表題を「ワークショップ申し込み」とし、本文にて以下をお知らせください。
(1)お名前(2)性別・年齢
(3)連絡先電話番号(4)ご住所
(5)所属団体(※あれば)
今回のワークショップは、メールのみの受付となります。

お気軽にご応募ください。

 


3月1日に月いちリーディングを

3月1日(2014年)の土曜に、座・高円寺の地下3F、稽古場2にて、劇作家協会月いちリーディングが開催されます。

私は今回はファシリテイター役を務めます。当日の進行担当。

どなたさまもお気軽にお越しください。
作り手側にとっても、観客側にとっても、新鮮で刺激的な場です。

詳細な情報は、以下。

劇作家協会の「月いちリーディング」は、俳優によるドラマリーディングと、
ゲストを迎えてのディスカッションから成る、定例の戯曲ブラッシュアップ・
ワークショップです。
————————
[日時] 3月1日(土) 18:00 (21時までには終了の予定)
[会場] 座・高円寺 けいこ場2
[参加費] 無料
————————今回取りあげる吉田康一さんの『たぶん顔がわり』は、
昨年12月に上演されたばかりの作品です。
戯曲は一度上演したらそれで終わりとなる消費物ではなく、
改稿・再演を重ねて成長し続けるもの。それを知る作者の吉田康一さんは、『たぶん顔がわり』について、
「会話が立体的になりえず平坦に流れてゆく感じがある。
自分の領域を出ていない傾向の戯曲を、どういうアプローチで
演劇的に仕立て直してゆくべきなのか」と真摯に振り返っての応募です。
創作の姿勢や、描きたいことを人に伝えるための技術も含めて、
この作品のブラッシュアップのヒントを探ります。

ゲストは、プロデュースユニット“グリング”でマイノリティの歪みと
痛みを描いて観客の支持を獲得し、現在は新劇や商業演劇で
活躍中の青木豪。また、“うさぎ庵”で大人の女性の感覚が活きた
作品を発表している他、渡辺源四郎商店でドラマトゥルクを務める
工藤千夏。
このふたりとともに、皆様も戯曲ブラッシュアップにご協力ください。

————————

▼取り上げる作品:
『たぶん顔がわり』 (作:吉田康一)

▼今月のゲスト:青木豪 / 工藤千夏

▼コーディネイター:夏井孝裕
▼ファシリテイター:長谷基弘

▼出演:
出水由起子(突スタイル)、(森田匠あらため)加藤蚊、
瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)、竹田まどか

▼劇作家協会リーディング部
長谷基弘、石原燃、谷賢一、中津留章仁、
夏井孝裕、藤田卓仙、丸尾聡、山田裕幸

————————
[申込み方法]
*劇作家協会事務局宛てにメールでお申込みください。
sec-02@jpwa.jp
*メールの件名は「リーディング予約」とし、「お名前(ふりがな)・
ご所属・ご連絡先」をお記しください。
特にご所属がない方のご参加も歓迎致します。
*ご予約のお申込み締切は開催前日=2月28日(金)24時です。

[交流会] ディスカッションのあとには、毎回 居酒屋での交流会を
行なっております。自由参加で有料(2000~3000円)となりますが、
お時間が許せばご参加ください。(当日の月いちリーディングに
ご来場の方に限ります)

—————————
*詳細につきましては、劇作家協会のサイトでご確認ください。
http://www.jpwa.org/

[お問合せ]
日本劇作家協会事務局 (担当:国松里香)
TEL: 03-5373-6923
MAIL: sec-02@jpwa.jp

終わったあとの交流会も、(リーディングにいらした方なら)誰でも参加できます。

お待ちしています。


5月25日(土)に月いちリーディングを

5月25日(2013年)の土曜に、座・高円寺の地下3F、稽古場2にて、劇作家協会の月いちリーディングがあります。

今年で4年目となるこの企画。入場無料のドラマ・リーディング&ラウンド テーブル(作者へのフィードバックや議論など)の集い。ドラマリーディングで戯曲を味わい、その後、演者と観客という垣根なく、全員参加で作者を中心にに意見や質問を交わし、改稿の手助けをする、というものです。会場にいる人全員が、一つの戯曲を中心にあれこれ考えたり意見を言ったり聞いたりするのは、普通に観劇をするのとはまた違った面白さ、幸せさであります。

どなたさまもお気軽にお越しください。まだいらしたことのない方は特に。作り手側にとっても、観客側にとっても、新鮮で刺激になるんじゃないかと思います。

あ、私は今回はファシリテイターです。

詳細は以下。

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近況など

11月は中旬から下旬にかけて、ずっと奄美大島にいました。宇検村でのワークショップのためです。奄美から帰る日は11月末だったけど、昼間はTシャツでOKな感じの気温。そこから約10~15度寒い東京に戻り、さらに冷え込む愛媛へ移動。西条市でワークショップをいっぱいしていました。

で、これを書いている2時間近く前に、東京に戻ってきたところ。

これからいったん寝て、起きたら座・高円寺へ。

劇作家協会の月いちリーディング・劇場版の、リハーサルと本番のためです。

リーディングフェスタ・2012 戯曲に乾杯!

18:00~21:00
【2】 劇場版“月いちリーディング”

   宮沢章夫 『ヒネミの商人』 [ゲスト] 鈴木聡、マキノノゾミ/谷賢一、中津留章仁、夏井孝裕
[出演] 牛水里美(黒色綺譚カナリア派)、大沢健、キムラ緑子、剣持直明(劇団だるま座)、清水泰子、七味まゆ味(柿喰う客)、竹下景子、マキノノゾミ、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)、室井茉里奈
[コーディネイター] 篠原久美子
[ファシリテイター] 長谷基弘

通 常は稽古場で、主に新人の作品を取り上げている、定例の戯曲ブラッシュアップ・ワークショップ「月いちリーディング」。劇場に場所を移した今回は、岸田戯 曲賞審査員も務める宮沢章夫氏の、1993年上演作『ヒネミの商人』を取りあげる。再演に向け、ドラマリーディングと劇作家たちによるディスカッションを 通して、改稿へのヒントを見つけ出す。
[入場料] 1,000円

そしてこのイベントを終えたら、また愛媛に戻ります。今度は2週間滞在。

奄美や愛媛でのワークショップの様子や思ったこと、書きたいけれど、なかなか余力が残っていません。でも書く。そのうち……。