こんにちは。高木充子です。
脚本を書きました公演が、7/15(金)よりはじまります。
演出は身体表現と空間演出に定評のあるwaqu:irazの小林真梨恵さんです。
「劇場にて、宇宙の旅を!」という本作品、先日稽古場におじゃましてびっくりしました。
ほんとうに宇宙空間と、そこをゆく旅が実現していたのです。
そしてそんな広大な世界の片隅で交わされたちいさな会話も。
上演時間約80分前後を予定しております。
ご来場、お待ちしております。
☆公演特設サイト
http://waqu2014.wix.com/waqu-watahoshi
☆ご予約はこちらから承ります(高木窓口)
http://ticket.corich.jp/apply/74832/014/
☆waqu:iraz03 わたしたちのからだは星でできている
2016年7月15日(金)~17日(日)
神奈川県立青少年センター 多目的プラザ
演出・構成・振付:小林真梨恵(waqu:iraz)
脚本:高木充子(劇団桃唄309)
出演:秋瀬拓、石田迪子、桑原史香、小山貴司、関森絵美、曽田明宏、髙橋優太(演劇実験室◉万有引力)、長尾純子、野口卓磨、古市裕貴(ユニークポイント)、松本寛子、小林真梨恵(waqu:iraz)
☆日程
7月15日(金) 15:00≪プレビュー≫ / 19:45
16日(土) 14:00☆ / 18:00
17日(日) 12:00 / 16:00
受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前です。
☆チケット料金(日時指定・全席自由)
●前売(要事前支払) 3,000円
○予約(当日精算)・当日 3,300円
★各種割引★
プレビュー割(7/15(金)15時回)
U22 (22歳まで・要身分証提示) 2,500円
高校生・中学生(要学生証提示) 1,000円
小学生以下 500円
未就学児 0円(保護者同伴・16日(土)14時の回のみ)
※☆親子観劇デー以外の回は未就学児のご入場不可となります。
※U22、高校生以下の料金は事前支払・予約・当日ともに同一料金です。
☆会場:神奈川県立青少年センター多目的プラザ
〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9番地の1
最寄駅:JR根岸線「桜木町駅」下車、「北改札」(西口)から徒歩約8分
横浜市営地下鉄線「桜木町駅」下車、徒歩約10分
京浜急行線「日ノ出町駅」下車、徒歩約13分
地図:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f602/p7333.html
☆おはなし
この世にはわからないことがたくさんあります。
宇宙のはじまりはどうなっていたの?
宇宙の果てはどうなっているの?
生まれる前はどんなところにいたの?
死んだあとはどうなるの?
わたしたちはこどものころから、多くのなぜに出会ってきました。
どうしておなかがすくのか、風はどうして吹くのか、車が走る仕組み、パンの作り方、眠ることについて、自分と自分以外のだれかがちがうこと。
大人になってもわからないことはたくさんあります。
そして、わからないことをわかりたい、知らないことを知りたいという思いは、心の深淵へ、あるいは未知の領域へ、わたしたちを向かわせます。
たとえば1977年にNASAから打ち上げられたボイジャー1号は、我々地球からのメッセージをたずさえ、太陽系外の空間まで到達し、いまこの瞬間も、遠くわたしたちが知らない宇宙を旅しています。
遠く星空を見上げるとき、はてしなくよるべないきもちになるとき、ひるがえって突然に、あ、ここも宇宙と気づきます。
さいしょの星の爆発からくりかえしてくりかえして、この宇宙のすべての元素はつくられたといいます。すべてのものはその元素からできているのですから。
あなたも、わたしも、ボールペンも、椅子もコーヒーも、窓ガラスもビルも雑草も虫も土もアスファルトもお隣の洗濯物も、味噌汁、留守番するこども、パン、ジョギングする人、ハッハッと息はく犬、携帯電話、砂場の砂、ジャングルジム、雲、空、白い月も、すべてが実は、おなじものからできています。
そうしてわたしたちは、ささやかなことから壮大なことまで、点在するあちらこちらに飛びうつって、星のように、その循環の一部を照らし出す、永遠の春の野原であそぶあそびを、ふたたび。
☆ ☆ ☆