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さらにKindle戯曲の新刊『とべ! 焼却炉!』『あの国』を出した

ウチのKindle戯曲を買うと収益9割を東中野のRAFTに寄付するキャンペーン、6月末まで実施中です。

桃唄のKindle戯曲を買ってRAFTに寄付するキャンペーン、実施中!

そんでもってまたまた新刊も出しました。『とべ! 焼却炉!』と『あの国』の2つです。まだまだ出します。

とべ! 焼却炉!は、RAFTで始めた短編劇集公演の第一作目です。舞台は二畳というコンセプトの公演で、なにができるかを手探りしながら書きました。そしてぼくらの短編劇によくある、「どもー、えーっと始めます、どういう劇を始めるかっていうとこういう劇で……」、と冒頭に口上を入れるスタイルは、この一作目からだったんだな、って今読むとわかります。一作目なので、1ページ以上費やした凝った始まり方をしています。今は「じゃ、はじめまーす」みたいな始まり方です。

あの国は、第6回目の短編劇集「せんそういろいろ」のうちの1作です。この頃はぼくは、短編劇っておもしろいぜ! 書き方もわかった気がするぜ! ガンガン書けるぜっ! と調子に乗っていて、この「せんそういろいろ」だけで6作品いっぺんに新作を書き上演しました。どうかしていました。もうそんな勢いでは書けないです。「長くても短くても大変さは一緒」(ことわざ)。付き合ってくれた俳優たちも、よくやってくれたよな、と今更ながら思います。

以下、新刊2つの紹介です。

6月1日発売の新刊2編

短編戯曲『とべ! 焼却炉!

作・長谷基弘 上演時間28分 男3女1(330円)
新宿西口で待ち合わせ、目張りしたバンに乗せられた。連れて行かれたのは山奥。三ヶ月間たった一人で焼却炉の番をし、時たまスイッチを入れるだけの仕事。他の誰かと会ったり触れあったり連絡を取ったりしてはいけない。給料は悪くないし余裕、と思ってはみたが、日が経つにつれ……。
劇団桃唄309 短編劇集シリーズの記念すべき第1作目。
2012年初演。2018年再演。

短編戯曲『あの国

作・長谷基弘 上演時間20分弱 女2男1(300円)
廃品回収業がにわかに活気づいてきた昨今、あの国がまたなにかを。あの国もまた……。
金属系リサイクル工場の休憩室を舞台に、パートの女性2人とトラック運転手が繰り広げる楽しいおしゃべり。だけど政治や世界情勢の変化は、日々の仕事や暮らしや考え方に、曖昧で正体不明な影を落とす。
2014年4月初演(劇団桃唄309)の短編会話劇。

情報拡散のお願い

9割寄付キャンペーンについて、URLと共にSNSやブログで触れて頂けると大変助かります。少しでも多くのお金をRAFTに注ぎたいのです。また、ぼくらの作品を手にして頂けることは、ぼくらにとっても大きな喜びです。

URLをただ流して頂けるのでも、とてもとてもありがたいです。URLは下記です。
https://bit.ly/momokindle202006

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