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![]() おやすみ、おじさんの世界
『おやすみ、おじさん』は、長谷基弘が10年以上前より書きためていた、「僕」と「おじさん」と妖怪に関するストーリー集です。
前作「おやすみ、おじさん」では、そのなかの第三話、第四話を中心に、劇を構成していきました。 今回は第五話あたりを中心に、物語を構成していきます。 当劇団が考案した、舞台装置が歩き走り跳ぶ「ISIS(自立不能舞台装置システム)」もさらにパワーアップし、「ISIS-X(自立不能舞台装置システムX)」となってお届けいたします。どうぞご期待ください。 ストーリー集を一部紹介
第零話「おじさんと、僕」
古びた雑貨屋を営む母。その息子の僕が、自分の住む町のこと、母のこと、母の弟である変わり者の「おじさん」のことを紹介する。 第一話「河童のお蔵遷(うつ)し」 近所の川が護岸工事されることに。大切なものが大量に入っているというカッパの「お蔵」の引っ越しを、おじさんと僕とが手伝うのだが……。 第二話「泣き石なだめ」 持つと必ず不幸がやってくるという「泣き石」。意志ある生き物のごとく、捨てても捨てても「偶然」舞い戻ってきてしまうこの恐怖の石を、おじさんと僕とで誠心誠意なだめる。
第三話「シゲくんのこと」前作「おやすみ、おじさん」で上演 第四話「神社の裏の友達」 前作「おやすみ、おじさん」で上演 第五話「影食いと影吐き」 影食いは生き物の影を意味なく食べる妖怪。影吐きは影食いと共に行動し、影食いが食べた影を即座に吐き出すだけの妖怪。通常は被害ゼロ。ところが影食いが独自に行動を開始。影を食われた生き物は、次々に「存在しなく」なってしまう。影吐きは「おじさん」に影食い捜しを依頼するが……。 第六話「たんす騒動」 古いタンスに何かが取り憑き、夜な夜な騒ぎ立てるという。おじさんは祈伏を依頼されるが、騒ぎの裏には遺産相続をめぐる人間同士の醜い争いが渦巻いていた……。 第七話「花霊の種込(たねごめ)」 母の経営する雑貨店が経済危機に。おじさんが持ち込んできた「内職」は、得体の知れない種に「花の霊」を込めるという仕事だった。母と僕は毎夜せっせと種に霊を込めるが、その花というのは実は……。 第八話「風のストライキ」 川沿いの広い公園は緑も多く、人々の憩いの場所だった。正月。「休暇」と称して僕の家に居座るおじさんに無理矢理引っ張り出され、僕は公園にたこ揚げに行くが……。 第九話「山姥事件」 懸賞に当選し、鬼怒川温泉へと向かう母と僕。親子水入らずでボーっと過ごすはずだったのだが、行った先の温泉宿でちょっとした刑事事件に巻き込まれ、母と僕はその解決に渋々と乗り出す。 第十話「長い蛇、短い手紙」 明和橋に頭が、曲止交差点にしっぽの先があるという大蛇は、数百年前より川の氾濫を食い止める重要な役割を担っていた。護岸工事が行われて以来、自己の存在意義を見失いつつあった大蛇は、町の人々を驚かすために、とあるイタズラを思いつく。 ……まだまだ続きます |
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