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嶋村太一さんをご紹介するのは、山口柚香でございます。
太一さんの外見はヒョロリと背が高く、すごーく目の垂れ下がった人です。笑うと今にも目と口元がくっ付くんじゃないかと思う程で、小さいバイクに長い体を折り曲げて稽古場にやって来る地を這うコガネ虫のような人。
その嶋村太一! 桃唄2年ぶりの出演です!
大変気合が入っています!
実にこの人の芝居に対する情熱は見上げたもんなんです。
以前「おやすみおじさん」と言うシリーズで2度ほど姉弟の役をやりましたが、作品全体に対する愛情を共有出来る頼もしい奴です。
情けない男を演じながら、これで女性ファンもなかなか多い!!!
...ホント確かに舞台の上ではチャーミングな男なのだが...日常に戻ると、ちょっと...心配...
そこで彼の為に老婆心ながら、合コン作戦を考えてみました。
参加メンバーは芝居の衣装をつけて、役のまま合コンする!
それぞれ今まで評判の良かった役で会話するのがベスト!要するに被り物合コンである!
出落ち好きの彼のために、二部構成くらいにし、私は音響担当で頑張るか!
...そうだ!他の男性劇団員の顔が何人も見えてきた。私もサクラで音響から早変えして何役かやってもイイな!
...あー、でもメイン女性側のメンバーが問題かもしれない…だいたい被り物に付き合ってくれるだろうか?
...老婆の役で来られても困るし、バニーガールでもひいてしまう…しかも嶋村氏の女性像は非常に高く、美形好きである、もし参加してくれても、だいたい上手くまとまるものだろうか?…うーん、困った…
…そうか、合コンに求められる面白さとは、どんなモノ?まずそれがよくわからないなあ
私…すまない、駄目だ!!!
そもそも私の合コン作戦は今回の稽古場で、嶋村太一氏が先輩役者の吉原氏と二人組ストレッチしている時に耳にした言葉なのだ。
以下2人
嶋村 「吉原さん、合コンとか出たり、とかしたら?」
吉原 「合コンて何? 何するの?」
(うーん!!!…吉原氏、ストレッチによる悲鳴)
嶋村 「えへへ…やぁーふーん…」
(ため息やら、うめきやら)
…哀愁漂う稽古場だった。お役に立ちたいと思った…。
…嶋村氏は「親族代表」と言うコント集団のリーダーでもある。
ネタに「地酒マン」と「巴マン」と言うのがあり、私はこれが大好きだ。
両方ともステテコのようなカッコでマントをひるがえしている。
登場からカッコ悪いが可愛い。変身!と言っても、ほとんど変身出来ていない。
どうしようもなく、変身したいんだろうなあーと思わせてくれるとこが好きである。
舞台の上の嶋村氏はホント面白い。だから合コンはいらないだろう。
2年ぶりに少し大きくなったように思える彼は今、桃唄の稽古場を盛り上げている。
千秋楽までヨロシクネ!