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先週後半、福岡県でワークショップをしてきました。2本ほど。
一つは博多にて。福岡県教育庁主催の、図書館司書教諭の研修プログラムとしてのもの。
もう一つは宇美町(うみまち)の、まだできて1年経っていない図書館での、ドラマ・リーディング・ワークショップです。
上の写真は前者。博多駅の一つ隣、県庁の合同庁舎内にある広い会場です。
対象は、上にも書きましたが図書館司書をされている学校の先生方120名弱。ワークショップとしてはかなり多いです。また、研修として演劇ワークショップを実施するのは初めてとのことでした。
120名と聞いて、最初は60名ずつ午前と午後に分けてやることも考えました。でも、それだと1回の時間が短くなっちゃいます。それに60名だって多いことに変わりありません。だったら60名も120名も一緒じゃん! ということで、一斉にやることにし、それが可能な『読み聞かせの森』という新しいプログラムをつくりました。
超簡単に書くと、「ことばを発する木」が生えている森をつくる、というもの。10~12名程度で1グループとなり、各グループが一種類の架空の木をつくります。それを、4~5グループずつまとめて発表。会場内を同時多発的に、あちこちで木がことばを発している状態になります。残りは森の散策者となり、耳をすましながら「森」を歩き回り、自分の胸に響くことばを探す、という内容です。
木が発することばは、「誰かに語って聞かせたいことばが書いてある本」を、それぞれが図書館から持ち寄り、そこからある過程を経て抜粋して用いています。詳しくは、きりがないので省略。
もちろんワークショップですから、発表そのものよりも、そこに至る過程の方が重要。身体の活性をあげ、グループワークに徐々に慣れていき、創作に至る。その過程を、午前と午後いっぱいかけて念入りに積み上げていきました。
ですが、イチ「その場に居合わせた者」としては、発表がものすごく面白かった、と言わずにはいられません。会場のあちこちから、印象的なことばが断片的に聞こえてくる状況が、詩的で胸を打ちました。泣きそうになった瞬間も。泣かないけど。
結果、おかげさまでかなり好評のようでした。有り難や。
なかには演劇を教育のなかに組み入れること自体に疑問を持つ先生方もいらっしゃったようです。が、嬉しかったのは、そういう方々も含め、約120名もいた参加者全員が、ワークショップの内容に真面目に取り組んでくださったことです。文字通り体当たりで。根本的なところで疑問があっても、まぁやってみてから考えようじゃないか、というような感じ。
すごく正直に書くと、身体表現? 恥ずかしいしめんどー、自分はパス、遠巻きに見てよー、という先生がそれなりの数いらっしゃるのではないか、と心配していたのです。過去にやっぱり先生方対象のでそういうこともあったので。ごめんなさい。全然そんなことありませんでした。福岡県、良い県。
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