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水曜、横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校(長ッ)というところで、「敬語」を題材として用いる演劇ワークショップをしてきました。昨年宮古島の宮古高校でやったのと同じプログラムです。
上の写真がその学校。古びてはいますがずいぶん立派。国登録の有形文化財だそうです。壁はタイル張り。タイルの色や形が、一枚ごとに微妙に違います。むむ、これはアレだ、「技術が発達しすぎた今となっては再現するのが難しい物」の類(たぐい)だ。
このブログの6月9日のエントリで、「予想では水曜が一番体力を消耗しそう。遠いし中学生だし」と書きました。大変な間違いでした。いや、遠いのは本当でしたが、受講の子どもたちは、うるさすぎず、おとなしすぎず、素直さがあり、活発で楽しい、なんつうか、ステレオタイプという意味ではなく、中学生らしい中学生たちでした。いい学校だわ、ここ。
そう、初めて行く学校って、一歩入った瞬間に、なんかこう予感のようなものを感じることがあります。ここの子たちは手こずりそうだぞ、とか、うまく行きそうだ、とか。ここの場合、建物が古びているから屋内はやや薄暗いのだけれど、それが圧迫感や威圧感にならず、のどかで静かな雰囲気をかもし出していました。先生方や、行き交う生徒たちからも、どこか自由な校風を感じました。うまく行きそうだな、と思いました。
単発のワークショップは通常、ウォーミングアップ→メインコンテンツ→ふりかえり、という流れをとります。ウォーミングアップは、受講者の状態に合わせて内容を決め、現場でも細かく微調整します。
今回の場合、相手が「(我が国の場合)演劇ワークショップをやるのが一番難しいことの多い」とされる「中学生」だったこともあり、かなり難易度低めに設定していました。が、校舎に入った瞬間から、プログラムの組み直しが頭のなかで始まりました。ちょっと高めのハードルを設定した方がよさそうだな、と。で、会場を見、控え室に着き、打ち合わせをし、同行者と相談しながらプランを修正していきました。細かくは書きませんが、結果として、ちょうど良い按配のハードルに収まった気がします。
今回のメインは、敬語を題材として用いたグループ創作。簡単に言うと、どんなときに敬語を使うかをグループで考え、それをシチュエーションとして用い、劇の場面としてつくりあげるというもの。それだけだとロールプレイングっぽいですが、演劇のワークショップなので、儂なりにもうちょっとドラマや構造化な仕掛けを盛り込んであります。また、できあがった「作品」よりも、つくる過程で生じるディスカッションに重きを置いており、敬語を通して人と人とのつながりを考える機会になっていることがミソです。
ワークショップ終了後は、見学の方々や、先生方からたくさんのご意見を頂きました。参考にしつつ、さらにこのプログラムを磨いていこうと思います。
気が向いたら、このプログラムをどう発展させて行きたいか、改めて書くかもしれません。
さて、下は行きの東海道線のなかで撮った写真。なんか前の席の人の影が写っていたのでつい。
プランを読み直しながら脳内シミュレートしたかったので、横浜までグリーンに乗っちゃった。私費です。
もちろん知らない人です。笑ってらっしゃるように見えますね。
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