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アメリカを中心とした、第二次大戦から現在までの戦争の歴史を、当事国の代表的食べ物で表現した動画「Food Fight」。現代史と戦争の悲惨さがわかり、なおかつお腹が空くという不思議な動画。
英語力は全く不要ですが、世界各地の食べ物に関する基礎知識と現代史の教養が要求されそうです。ってそれほどマニアックな食べ物は出てきていませんが。
ナチス・ドイツのユダヤ人迫害、フランス侵攻、ロンドン空襲から始まって、日本の真珠湾攻撃、米国の反撃、神風特攻、ノルマンディ上陸後の米国のドイツ攻略などと続きます。ここまではわかりやすいです。
その後、お好み焼きみたいなヤツが、米国と共にドイツを挟撃するのですが、これがなんなのかすぐわかりませんでした。公式サイトを見たらビーフ・ストロガノフ=ソビエト連邦と判明。なるほど。
その次は原爆投下、イスラエル建国、朝鮮戦争、キューバ危機、ベトナム戦争と続きます。朝鮮戦争やキューバ危機、ベトナム戦争などが、冷戦下で大国の代理戦争と化している様子も、「他国の食べ物の具を取りこむ」ことによって表現しています。
そして後半は、湾岸戦争でのハイテク戦、貿易センタービルへのテロや、爆弾テロなども食べ物で表現。いやーよくやるわ、と単純に感心しました。アメリカが介入した紛争で、これには描かれていないものもありますが、それはそれとして。
食べ物を粗末にするなーっ! って気もしないでもないですが、人間の命をこれとは較べものにならない規模で粗末にしてきたわけですなぁ、人類は、という気にもなります。
ちなみに、ネタバレのようなものですが、登場料理は以下。
でも、まずは見てみてどこまでわかるか自分を試すのも一興かと。
プリッツェルとソーセージ→ドイツ(ソーセージのNの字は勿論ナチス)
薄いクラッカーみたいなヤツ→ユダヤの食べ物「マツァ」
フィッシュ・アンド・チップス→英国
ベーグルサンド→ユダヤというかイスラエル
クロワッサン→フランス
ハンバーガー、フライドポテト、チキンナゲットなど→アメリカ合衆国
串焼きみたいなヤツ→ケバブ→パレスチナ、クエート、イラク、アフガニスタン、パキスタンなど
お好み焼きみたいなかたまり→ビーフ・ストロガノフらしい。公式サイト見てわかりました。
寿司類→日本
キムチ→韓国および北朝鮮
餃子と揚げ春巻→中国
生春巻→ベトナム
横長のバーガーみたいなヤツ→キューバのサンドイッチ→キューバ
小型のコロッケみたいなヤツ→中近東の食べ物「ファラフェル」(※ピタサンドで食べると美味しいよ)→ターリバーンなど?
公式サイトには、登場食品と国の対応一覧がありました。