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古代ギリシャ世界にパッと思いをはせるとき、何色を思い浮かべますか?
たいていの人は、現存するパルテノン神殿に象徴されるような「白い世界」だと思います。白い建物、白い彫刻。
ですが、実際は極彩色の世界だったようです。知ってた? パルテノン神殿も塗られてたらしい。そうなると、主観ですが、古代エジプトのイメージに近い感じですね。
アテネ国立考古学博物館では今、『GODS IN COLOUR』と題された特別展をやっております。明日の朝食を兼ねた遅い夕食を頂きつつ、ロイターのビデオ配信を見ていて知りました。下記。
カラー復元した彫像の展示。上の映像みたく、彫刻という彫刻は派手にびっしり塗られていたらしい。なんか香港のタイガーバームガーデンを思い出しちゃった。でもわくわくする。古代ギリシャな格好といえば「白いトーガ」だけど、アレも白い彫刻を元にしてたわけですし、実際はもっと色が多かったに違いない。白い衣装着せてギリシャ悲劇を上演したら、最新の考古学的には「ダウト!」ってことになりますね。
西洋人の来訪者はがっかりしている人が多いとか。西洋文明の起源といえばギリシャの白い世界。という常識が広く流布しているからですが、これだって元をたどれば、「つくられた歴史」の部分がなくもない、というよりありまくり。根底にあるのは白いもの至上主義=西洋文明至上主義であります。帝国主義・植民地支配の理論的根拠でもありけり。
この特別展、期間は2007年1月29日から3月25日までだって。古代史好きとしてはかなり見に行きたいです。無理だけど。
※この記事、2月10日に書いていたんだけど、操作ミスか公開されていなかったので今(2/20)公開っす。