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タグ: ホール. 写真

建設中のいわきアリオス・小劇場の写真

Iwaki Alios (under construction)

福島県のいわき市に新しくできる文化施設「いわきアリオス」内の「小劇場」の写真を紹介します。
先月12月に見学した撮ったものです。もっと早く公開したかったのだけれども、建設中のものですので一応遠慮していました。でも先週いわきに行った際に、劇場の方から掲載の承諾を(飲み屋の口約束で)頂きましたので、晴れて公開。
薄暗いなか、テキトーに撮ったものです。なので荒かったり、ピンが甘かったり、美しくなかったりしても許せ。写真はflickrに置いてあります。クリックすれば大きなサイズで見られます。それと、以下の文責は儂。勘違いが含まれている可能性がありますのでその辺ご容赦。

正式名称は「いわき芸術文化交流館アリオス」。芸術の創造や文化的交流を目的とする複合施設で、音楽向きの大ホール、ボックスシアターの構造ながら客席の配置を工夫することで多目的に活用できそうな中劇場、キャパ200程度の使いやすそうな小劇場に、音楽スタジオ、クラシックの練習場、演劇・ダンスの稽古場などを擁しています。
現在、今年4月の第1次オープンに向けて設備・内装の大詰め中の模様。グランドオープンは来年(2009年)春となります。

今回見学させていただいたのは主に小劇場。舞台の大きさや高さ、客席の構造などを自由にいじれるようになっています。キャパは233席で、うちバルコニー席59席です。ああ、ウチの劇団にちょうどいい大きさだ……。

Iwaki Alios (under construction)
Iwaki Alios (under construction) Iwaki Alios (under construction)

上・下左・下右の順に、客席から見た舞台、客席下手側奥から見た舞台、舞台から客席を見た図、です。
舞台が仮設式になっているのがわかりますでしょうか。平土間にしてみたり、高さを変えてみたり、奈落を活かした舞台にしたりなど、遊べそうな感じです。

次、客席と舞台前ツラあたりをコの字型に囲むバルコニー席に上がってみました。

Iwaki Alios (under construction) Iwaki Alios (under construction)

左は下手側、右は中央から見下ろした図。あ、ホワイトバランスがおかしい。まぁいいか。
舞台との距離感が意外と遠くならず、見やすい感じ。我が劇団のISIS(自立不能舞台装置システム)とか、ここの中央で見たら楽しそうです。
見学に行ったこの日、舞台上では照明機材のヤキ入れをやっていました。照明機材は目玉焼きを作れそうな勢いで熱くなりますが、機材が新しいと塗料が焼けて、嫌な感じにトリップできそうな臭いを発します。なのでこのようにあらかじめ使用しておいて、臭いを揮発させておくという。新しい劇場だとどこもやっている作業でありましょう。中古機材を使うのでなければ。

さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この劇場、世田谷のシアター・トラムにたたずまいも構造も、似ています。それもそのはず。劇場計画プロジェクト・チーム(PDF)や開館のスタッフが、かなりかぶっています。
ただ、トラムになんか似た劇場って、全世界にある気も。ボックス型シアターの典型なのかもしれませんね。

下、小劇場以外の写真も幾つか紹介。

Iwaki Alios (under construction) Iwaki Alios (under construction)

上、正面から入ってエスカレータを上がったところにあるカスケード(交流ロビー)。ガラスの天井まで吹き抜けになっていて、気持ちよいです。年間を通して気候の良いいわきには、こういった吹き抜けはよく似合っている気がしました。
このロビーには、おしゃれなガラスのエレベータが備え付けられています。エレベータから外を見るのが好きな人にはたまらないはずですが、高所恐怖症の人にはつらいかも。儂は前者。
白いブース上の変なものが三つほど飛び出していますが、これはたぶん「スタジオ」だと思われます。

Iwaki Alios (under construction)

上の写真は、ついでに見させて頂いた「大ホール」。舞台の床を張る作業をしていました。客席通路がおもしろい形に湾曲しています。もちろん見やすくするための工夫です。

他にも、つくっている最中のレストランだの(厨房も!)シアターショップだの、練習場だの見せて頂いたのですが、キリがないのでひとまずこの辺で。

さてさて、生意気なことを書きますが、劇場の個性や使いやすさはハコによるものだけでなく、ソフト、すなわち事業と運営スタッフによって決まるものであります。むしろソフトの方が、その劇場の世間的な位置づけを決めるものでありましょう。
例えばこまばアゴラ劇場、小屋の形状としてはただのブラックボックスで、一部客席の天井は低く、無個性でちょっと使いづらいと言えなくもありません。でも誰も(かどうかは知らないけれど)、アゴラは無個性とか使いづらすぎとか言ったりしませんよね。事業やスタッフ、運営の心意気が優れているから、だと思います。

いわきアリオスの場合、運営スタッフの奮闘ぶりを目の当たりにしていることもあり、色眼鏡が入っていますが、かなり期待できる、と言えると思います。現段階では。
特に小劇場は、設備的にも大きさ的にもいい感じ。今後注目の劇場だと思います。作品がただ上演されるだけでなく「生まれる」劇場になって欲しいなぁ、と個人的には思っています。

劇場の事務所で、ちょっとした打ち合わせもさせて頂きました。広々として仕切りを設けていない事務所。スタッフも多く(でも劇場と事業の規模としては人手不足なはず)、あちこちで活発に小会議が行われていました。この活気。ワクワクせずにはいられないっす。

以上、荒っぽくも、いわきアリオス「小劇場」のレポートでした。
もっと細かいことを知りたい方は、以下のページあたりからたぐってください。
お近くに住んでいる方は、見学を申し込むというのも手だと思います。

いわきアリオス
いわき市 | これまでの検討経過について (※プロジェクトの経緯や初期段階での図などがあります)

著者: mhase
カテゴリ: 演劇, 舞台裏, 写真
2009年1月
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いかにもパソコン初心者な劇作家・演出家が、わけあって試験的に開始してみた、ちょっぴりイットなブログーです。
筆者: Motohiro Hase

前回の活動:
2008年12月6日 / 12月17日~23日
おやすみ、おじさん3 - 草の子、見えずの雪ふる
戯曲・演出 長谷基弘 ※新作
公演情報
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前々回の活動:
ラ カンパニー アン公演
鳥の眼』演出
(作:西山水木 / 振付:明樹由佳)
2008年9月18日(木)~9月24日(水)
@新宿 シアター・ミラクル



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