仕事中の気分転換に、ふと「カカオ 奴隷」でGoogle検索してみました。
そしたら、以下のような記事が。
→ 奴隷が作ったカカオは使わない! トニーズ・チョコの挑戦 (日経BP)
2007年に掲載された記事です。フェアトレードと偽って実際は児童奴隷を使っていた農場などのカカオも排除した、100%フェアトレードのチョコをつくっている会社の話。上の写真がそれ。(写真はflickrで検索して見つけたものです。)
本日チョコを口にした人は必ず読むべし。
記事によれば、世界のカカオの7割が、西アフリカのガーナ、カメルーン、コートジボワール、ナイジェリアで採れているそうな。そこには多くの、人身売買業者から購入された子供の奴隷たちが、草を刈ったり裸で農薬をまいていたりするわけです。昔の話ではなく、今現在も、です。
このトニーズ・チョコを作ったトニーさん、2年前にブログに書いたこの人と同じ人物でした。
→ チョコを食べたから児童虐待で投獄して、とオランダのジャーナリスト (mloge)
なるほど、上の記事はいったん不起訴処分になった後、控訴した際のものだったのね。って控訴までしたんかい。
すごい人ですな。
フェアトレードが普及するといいですね。
でも、上の記事にもあるけれど、メーカー的には原材料国の事情にまで気をまわしてはいられないようです。
こんなページもあった。
フェアトレード商品を販売している「ふぇあふぃんず」ってところのコンテンツです。
以上、女子が男子にチョコをあげる日、という奇妙な習慣に対してのイヤがらせ、でした。
ちなみに儂は、児童奴隷の汗と涙と血が混ざっていることに心がとがめるから、という理由ではなく、カカオ中のポリフェノールが偏頭痛の発作を起こす(儂の場合ね)ということがほぼ確実にわかってきたので、ずーっとチョコ食べていません。もらっても出されても食べない。
オランダの話。
ロイター通信が伝えるところによりますと、オランダのジャーナリストが、有罪にして、と先週金曜、裁判所に働きかけたそうな。罪状は、コートジボワールで奴隷的労働に従事している子ども達が採取したチョコを食べた罪。
→ Jail me, chocolate-eater urges (Reuters)
このジャーナリストTeun van de Keukenさん35歳によりますと、世界最大のカカオの産地、コートジボワールでは、政情不安定ななかで、児童がカカオ農場での強制的労働にかり出されているとのこと。
とここまで書いたところで、CNNにも同じ記事が載っかっているのを発見。通常は、海外へんてこニュース系はCNN日本版より早く、というレギュレーションがあるmlogeですが、まあいいか。上述リンクのロイター記事の翻訳です。詳しくはそっちを読んでくだされ。
→「児童労働で作られたチョコ食べた」と有罪判決求める (CNN)
義理チョコの成分には、アフリカの子供の血肉が含まれているってことですな。
親から売られ、一日12時間以上重労働し、熱中症になったり、裸同然の危険な状態で農薬をまいたりしている、カカオは知ってても本物のチョコレートなど食べたこともなければ見たこともないまま死んでいく子供達の。(参考:ILO駐日事務所 児童労働)
おいしい?
とは言っても、このジャーナリストの訴えのように、チョコをボイコットしコートジボワールの農場に打撃を与えることが、直接子ども達を救うことになるのかどうかは疑問です。もっとひどいことになるかもしれないし。
単純ではない問題です。
だけど、なにもしないでぼーっとチョコを食ったり、訳知り顔で「直接子ども達を救うことになるのかどうかは疑問です」とか言っていたりする人よりは、ずいぶんとマシな生き物かもしれませんね、このオランダのジャーナリストさんは。
以上、世間の「良い雰囲気」に水を差すコーナーでした。
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