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煙か土か食い物
著者・舞城王太郎
ボクの好きな舞城王太郎の小説。
アメリカにて緊急医療センターに勤務していた奈津川四郎の母親が主婦連続殴打事件の被害者に。
急ぎ帰国した四郎は犯人に自らの手で復讐するべく行動を開始する。
・・・・んー
ネタバレしないようにって書いたあらすじは陳腐に見えてしまうなあ。
まあとにかく面白かったです
。
間違いなく小学校の図書室には置けません。
どこでも言われている評価を丸写しするみたいでアレですが、疾走感が物凄く一気に読めました。
改行や句読点のつけ方が独特で人によっては最初読みにくく感じるかも知れませんが、読んでいくうちに慣れるというか、コレでなくてはって気にもなります。
DVや家族愛という比較的ヘビーな要素を扱っていながら決して暗くならずに話が進むのは出てくるキャラクターたちのエネルギーゆえでしょうか?
キチンと分析して批評することの出来ない自分にいらだつと同時に明文化出来ない何かをキチンと感じられることに幸せも感じます。
駆け抜けるような文章の先に圧倒的なカタルシス がありました。
なんかこう稚拙な表現ばかりで申し訳ないですが、合う合わないに関わらず何も感じないってことはない作品だと思います。
この量をこの速度で読みきったのか?と妙な読了感まで感じてしまいました。
全然感想文の呈を成してませんが、刺激が欲しい人には本当にオススメの一冊です。