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研磨一覧

貝磨き、その後

先日、貝磨きの愉しみについて書きましたが、その後も夜光貝、コツコツ磨き続け、今こんな感じです。

やはり川の中で拾った貝だけあって、だいぶ傷んでいました。削っているうちに端っこがボロっと崩れたり。
なので削りは一段落ってことにし、今は耐水ペーパーやらコンパウンドやらで磨いています。
ヒビが入っていたり細かい穴があいていたりですが、ともかく仕上げます。

写真を見ると、微妙に自分が反射で映っています。ぴかぴか、うふふ。

この貝で身につけたノウハウ(ってほどのものはないですが)を元に、いずれもっとちゃんとした夜光貝も磨いてみるつもり。


貝磨きの愉しみを知ったこと

奄美大島に通うようになって、夜光貝の存在を知りました。でかい巻き貝。食用。そして殻を削ると分厚く美しい珠層が現れる貝。古くは螺鈿の材料として利用され、正倉院の宝物にも、夜光貝を用いたものがあるそうです。現在は、ルアーやアクセサリ、インテリアなどに活用されています。

いいな、貝殻を手に入れて磨きたいな、と思っていたある日のこと。宇検村の阿室小中学校でワークショップをし、その後学校の前を流れる川沿いを散歩していました。そしたら川の中に夜光貝が落ちているのを発見! 誰かが食べてポイしたのかも。ともかく、川のなかに入り、拾いました。

拾った貝は小ぶりだし、かなり傷んでいたけれど、とても嬉しかったです。

それが2年前。今年になってからコツコツ磨き始めました。現状が上の写真です。

貝研磨素人の私にとっては、この時点でなんかもう、見とれる美しさに思えます。でもまだまだ磨き途中。真珠層が現れている部分も、もっともっと研磨する予定。そしたらもっと光沢が増し、色味も複雑になるはず。

よく見ると、小さい穴が開いていたり、あちこちヒビが入っているのがわかります。結構長い間、川のなかにいたっぽい。でも、いいの。愛着あるし、最後まで磨き上げる所存。

貝を磨きながら、中学校のときに書道の先生が、墨は丸い動きで磨ろう、心を丸くするつもりで、って良く言っていたのを思い出しました。こうやってぼーっと貝を磨いていると、心を磨いているような気分になります。うふふふ……。
貝磨きはなんだか精神安定に効果があるような気がします。もしくは心の変なスイッチをオンにしてしまう効果が。

大きさ比較のために、精密ドライバーと一緒に撮ってみました。

かなり小さいです。

ちなみに、これを拾って数ヶ月後、私が夜光貝を磨きたがっていると聞いて、貝殻をわけてくれた方がいました。結構大ぶりで、アクセサリが幾つも作れそう。ありがたくキープしてあります。

まずはこの拾った貝で磨き方を練習した後、頂いた貝殻を磨くつもりでいます。

ちなみに貝を拾ったのは、地図でいうとここ。


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