戯曲のテキストをEPUB3形式の電子書籍にするコンバーター『Θέσπης』(テスピス)を、そろそろルビ対応させようと思った。
ぼく自身は、戯曲を書く際は、
- 自分が書けない漢字はなるべく書かない
- 難しい熟語は使わない
- 一文字で3音以上ある漢字はなるべくひらがな表記にする ※文字量で上演時間を推定するため
- セリフ中の登場人物名はカタカナで表記する ※上演時間推定と、文字から人物の性質を感じ取れないようにするため
などのポリシーに沿っている。
なので稽古でも、読めない字が出てきてひっかかることはほとんどない。(あれ、きらい)
そんな理由で、『Θέσπης』(テスピス)にルビの変換機能を搭載するのは、自分はいらないしぃ、後回しでいいかな、とか思っていた。
だけど、いかんいかん、よく考えてみたら自分も印刷用の台本に、ワープロの機能で時々ルビを振っていた。
敢えて難しい言い回しを登場人物がわざわざ言うときとか、歴史上の人物名が出てくる時とか。
いるじゃん、ルビ機能。
とりあえず準備をしておこう。
仕様を決めて、変換方法を探ってみる。