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ワークショップ一覧

奄美大島でつくった新作民話『岩とポインセチアとパパイヤ』

昨年度(2011年度)も学校でのワークショップをたくさんやりました。
奄美大島の宇検村では3校。そのうちの2校では、学校内外の気になる場所から想像をひろげ、そこの由来となる民話をグループ創作し、パフォーマンス化する、というワークショップをやりました。

その、子どもたちが創作した民話を、私が文章として起こしたものがあります。全部で4つ。時々気まぐれに紹介していきます。(反応があればペース早めます。)

今回紹介するのは、宇検村立久志小中学校という学校でつくったものです。

同校の給食室の裏には、えーっポインセチアってこんなにでっかくなるの?! と言いたくなる巨大ポインセチアが生えています。うわっと見上げる大きさの、ふさふさなポインセチアを想像してください。はい、その想像よりも、2まわりくらい大きいです。
で、そのそばには大きな岩。そのあたりはハブが出てくる可能性が高いそうな。

そんなところから、その場所はなんでそうなっているんだろう、とウンウン頭を付き合わせて空想し、ディスカッションし、キャラクターをつくり、プロットをつくり、パフォーマンス化していきました。子どもたちが。

私はそのプロットから、これから紹介する「お話」を書きました。なので、以下の文章は私の著作物です。が、話の大筋をつくったのはあくまでも、久志校の子どもたちです。

以下。

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作業場小片: 子供を自己表現の道具にしない

小中学校向けワークショップの小片です。

2010年度から子供向けの演劇ワークショップを大量にやることが決まってから考えた、自分向けの戒めです。2年前か……。

作業場小片2:学校内で、子供を自己表現の道具にしない

子供というものは発達の途中にあり、精神的に未熟で無防備である。そんな子供が、大人の言うことは正しいという前提のある環境(例えば、学校)で、アーティストの言うことを聞き、やろうとするのは当たり前である。精神も環境も肉体も、対等ではないのである。ゆえに、そのような対象を使って、自己のアートを表現すべきではない。

子供を守ろう、という立場ではなく、アーティスト側の立場で、上のようなことを思いました。

こう考えたのです。以下。

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作業場小片: 自分のアートのためにワークショップをする

ずっと前からやってはいたんですが、一昨年あたりから、主に学校現場で演劇のワークショップを、それまでとは桁違いにいっぱいやるようになりました。

数をこなすと、いろいろ思うことも出てくるわけで。

で、文章にまとめようと思ったのですが、なかなか面倒で、二の足を踏んでいました。でもメモ書きはしていましたし、なんか書いて公開した方がいいじゃないかって気も。ので、メモっぽい感じというか、順不同、未分類未整理、しかも断片的な未完成稿っぽい形で、ちょっとずつこのブログに書いていくことにしました。「作業場小片」シリーズと名付けます。

こんな感じに。

作業場小片 1 : 自分のアートのためにワークショップをする

アーティストがワークショップをするからには、自分のアートのためという動機・目的を明確に持って、ワークショップを行うべきである。このことが、質の高さ、内容の豊かさを生む。

それ以外の動機・目的は、本質的に不純であり、趣旨や内容に、ブレを生む要因となり得る。

とまぁ例えばこんな。

以下、解説

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