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戯曲をEPUB3化する道(4) – とりあえずepubファイルを出力できた

前々々回 → 戯曲をEPUB3化する道(1)
前々回 → 戯曲をEPUB3化する道(2) – ZIPアーカイブをつくるFuelPHP用のパッケージ
前回 → 戯曲をEPUB3化する道(3) – Kinoppy用のCSSでハマった

戯曲をEPUB3にするぞ-。おー。

戯曲のテキストデータをEPUB3に自動変換するものをつくっている。ちまちまと作業を続けた結果、xhtml+CSSにする部分はだいたいできた。まだ調整がいっぱい必要そうだけど、ひとまず以下のようなページを、個別に出力可能に。

  • 表紙
  • 登場人物一覧
  • 戯曲本文
  • あとがき、まえがきなどの汎用ページ
  • 奥付
  • 裏表紙

ってのが前回まで。あれ? そうだっけ? まぁいい。

これらをまとめてEPUB3ファイル化すれば、いちおう「変換」は可能になる。

EPUB3ファイルの正体は、ある仕様に基づいて固められたzipファイルである。前々回の記事に書いたパッケージを使ったら、あっと言う間にできた。但しEPUBの仕様に合わせるために、パッケージを少々改造しなきゃいけなかったけど。

早速、青空文庫にある岸田國士の『紙風船』でサンプルを作ってみた。

まずは、青空文庫形式のテキストデータを、現在製作中の「戯曲をEPUB3にするコンバータ」のフォーマットに手作業で変換。それがこれ。(ファイルはOneDrive上にアップした。)

scr_kamifusen.txt

UTF-8が読めるエディタじゃないと読めないと思う。ブラウザで読むなら、エンコードを「UTF-8」にしてちょ。

フォーマット、って言葉に騙されて無駄に怯えそうな方々が多そうな我が演劇界だが、簡単よ?

テキストファイルを見てもらえばわかると思うけど、このまんま印刷しても、いちおう「戯曲を印刷したもの」として成立する(使える)ものになっていると思う。そういう実用的なフォーマットを目指した。っていうか、「奥付」以外は、おおむねこのフォーマットで書いているの、自分、普段。

これを、製作中のコンバータを通してEPUB3にしたものがこれ。(これもOneDrive上にアップした。)

scr_kamifusen.epub

EPUBリーダーを持っていないと読めないけれど。あと、表紙と裏表紙は仮のものね。

いや待て、BiB/i使えばブラウザから読めるじゃないか。FirefoxとかIEでは縦書きにならないけれど。

用意した。奥付が思った表示にはならなかったけれど。

BiB/iで『紙風船』を読む

繰り返すが、FirefoxとかIEでは読めないからね。変な表示になるからね。PC上からChromeとかを使っ読んでね。

そうそう。
アップ前に、いろいろ検証した。

まずidpfのEPUB Validator、合格。「おめでとう! なんももんだいないよ!」って言われた。

手持ちのEPUBリーダーでも確認。

Kindle Previewer、読めた。Adobe Digital Editions、問題なし。Kinoppy、大丈夫。 AndroidのHimawari Reader、オッケー。

まだ直すところはいっぱいあるし、付け足したい機能もあれこれあるのだが、ひとまず自分の戯曲を電子化する道、現実化してきた……気が。

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コメント

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