近所にできたカフェのお兄さんがエチオピアに詳しくて、そこで聞いた話。
現地には、コーヒー葉のお茶というものがある。
それはコーヒーの味には似ても似つかないけれど、コーヒー産地ではわりと普通に飲まれている。
なんですと?! それは飲んでみたい! どんな味なんだろう?
なので主に海外で、入手できるところを探しまくったのですが、なかなか見つからず。
実のところ海外に、売っているところが2つあったのですが、1つはもうずっと更新されていない感じ。問い合わせメールをしてみたのですが、返事無し。
もう1つは、国外への発送をやっていませんでした。
ってなことが起きたのが、今から約1年半前です。
で、今年の1月に、イギリスのデイリー・テレグラフ 誌のサイトに、コーヒー茶葉に関するニュースが掲載! これです。
→ Tea made from coffee leaves found to beneficial for health
超簡単にまとめると、コーヒー葉のお茶には、抗酸化物質がふんだんに含まれていて、コレステロール低減、対肥満、対糖尿病、対心臓病などの効果が期待できるかも、という内容です。
マテのときにもこんなことがあったような。テレグラフで記事になり、米国のあちこちのニュースサイトで同じ記事がでまわり、半年くらいしたら日本でも話題に、みたいな。
これは期待できるぞ、と思っていました。入手しやすくなるだろう、という意味で。
でも、あんまり拡散しませんでした(少しはニュースになっていたけれど)。
そりゃそうだよな、いまひとつ曖昧な記事だもんなぁ……。
と、がっかりしていたのですが、今月になってなにげなく検索してみたら、あれまぁ、日本国内で売られていました。
早速購入しました。
缶の筒に入っています。60g入り。
販売元のページにあるように、2gを2リットルの水で煮出すのであれば、60リットル分はいけるってことですね。
ティーポットに入れた茶葉。茶色いです。もしかしたら半発酵させてあるのかなぁ。
↑ お湯を入れたところ。
↑ しばし待ってカップに注いだところ。こういう色です。コーン茶っぽい。
味はですねぇ……。
すっげーーーうまい!! というのとは違います。
落ち着く味ではあります。飲みやすい。でもどこかこう、煎じた漢方薬っぽい香りも(個人的には好きな香りですが)。
なんにせよ素朴な味です。
ルイボスティも抗酸化作用の高さが言われていますが、味からいったらそりゃルイボスの方が美味しい。でもこれはこれでイケるし、普段飲みにいいな、と思いました。以上、1年半以上あこがれ続け、ついに入手したコーヒー葉茶のレポートでした。