6月9日にやったいわきでの出張上演では、音響も私がやりました。俳優以外の同行者、私だけだったので。
まぁキッカケに合わせてボタンを押すだけなのですが。
実際の操作は、別のところにも書いたのですが、ゲームパッドで行いました。とても楽でした。いろんな姿勢で操作できるし、手元見ずとも間違えることないし。
具体的にはこういうことです。以下。
使ったのはBUFFALOの安いUSBゲームパッド。ケーブルが断線しかけているところをガムテープで補強してあるなど、壊れかけのものです。
写真のように、マスキングテープをペタペタ貼り、どのキーが何を意味するか書き込んでおきました。操作はシンプルなどで、まず忘れないと思いましたが……。
右側のボタンの1が、クリップのスタート、実際のキューボタンとして使いました。他は、
右側のボタンの3が、クリップの停止。間違えてキュー出した時の緊急停止用。使いませんでした。
右側のアナログスティック(正式な名前はよくしらない)が、音量の上下。音のフェイドアウトで使用。
左側の十字キーは、カーソルキーに割り振ってあって、クリップ選択。でも使いませんでした。
で、PC側はどうしたかと言うと……。
まず、ゲームパッドからの入力をキーボード入力に変換するソフトをかまします。例えば、JoyToKey (※シェアウェア)とか。
Ableton Liveのセッションモードを使用。クリップを再生すると次のクリップに移動する、というフォローアクションを組んで、音を並べました。
そしてキーマップを作成。そのあたりの説明は省略。
さらに、Liveのキーマップに合わせて、JoyToKeyの設定を編集。
以上で完了です。
今回は、カフェでの上演で音出ししたいだけなのに、Liveなどというかなりオーバーテクノロジーなソフトを使いました。が、もっと簡単なメディアプレイヤーでも、キー入力でいろいろ操作できるものであれば、十分だと思います。
また、どーせLiveを使うなら、Instrument Rackとかと組み合わせて、無理矢理楽器にしてしまうという遊び方もあるように思いました。まだ試していないですが。
単にエフェクターの操作をゲームパッドに割り振る、という使い方も楽しそうです。