さる8月30日に、「世界一軽い14型ウルトラブック」というふれこみの、Thinkpadの新機種「Thinkpad X1 Carbon」が日本でも発売されました。
いま使っているものがかなり傷んできているので、そろそろノートPCを買い換えたいと、去年の秋くらいからずーーーーっと思っていた私は、早速チェックしました。重い荷物が苦になってきているので、軽いのは歓迎ですし、最近のThinkpad XシリーズのHDサイズ液晶じゃなくて、HD+なのも比較的魅力に思えました。本当はもっと液晶が細かいのがいいけど。Thinkpad X61 tabletの1400×1000みたいな画面サイズのものがいいけど。
さて。
購入オプションを見ていて、気になることがありました。CPUがIntel Core i5のモデルは、最大メモリが8GBまで。ですが、それより高性能なはずのCore i7のモデルは、最大メモリが4GBまでしか選べません。
X1 Carbonの場合、後から自力でメモリ増設はできないはず。購入時のオプション選択が全て。ならば、予算が許す限りでなるべく高性能にしたいですよね? よね?
とはいえ、自分の場合、ノートPCでやることはたかが知れています。よっぽどシビアなことを常にしたいなら、もっともっと高性能な他の機種を選ぶでしょう。そもそも、自宅のデスクトップPCは、かなりマッチョな環境です。その意味では、日常的に持ち歩くことが目的のノートPCで、CPUがCore i5だろうがCore i7だろうが、たいした違いはない気もします。メモリの量は意外と重要だけど。64bit OSで使うなら、8GBは最低欲しいかなぁ、と。
そんなこんなで気になってきました。なぜこのようなオプション選択になっているのだろうか、と。今だけ? それとも理由があってずっとこうなの?
考えてもラチがあかないので、発売翌日、問い合わせの電話をしてみました。
問い合わせの電話はすぐ繋がりました。もっと邪険に扱われるかと思ってドキドキしてましたが、対応はナイスでフレンドリー。
そして、質問してみました。なぜ、より高性能なCPUの方がメモリ少ないの? と。
そしたらば……Core i7の機種でも8GBが選択できるよう、調整の依頼をしているとのお答えが。ですよね、要望多そうですもんね。
そしてCore i7のモデルでも8GBを選択できるようになるのは、10月以降が目処だそうで。1ヶ月先かぁ。ただし、早まる可能性もあるとのこと。そうなんだ、せっついて、がんばってせっついて!
さっき書いたことと矛盾しますが、Core i7で8MBのモデルがあったら、私は速攻ポチっていたと思います。もう長いこと、ノートPCは欲しい筐体で、その時点での最大性能のものを買う、という習慣がついていまして。デスクトップPCなら、あとから部品取り替えたりとかすればいい話だけど、ノートPCはそうはいかないじゃないですか。なので、そういう習慣が。でもこれ、1台のノートPCを長く使うためのコツ、の一つだと個人的には思います。
ちなみに初めて買ったノートPCは、NECのPC-9821Naでした。あまり深くツッコむな。
で、2台目以降はThinkpadシリーズのみを使っています。今ので何台目だろう。わからん。今使っているのは、Thinkpadシリーズで「IBM」ロゴが付いている最後の世代のものです。
ちなみに2。問い合わせ直後に、ツイートもしました。下記。
Thinkpad X1 carbon、Core i7のモデルはメモリが4GBまでしか選択できない。Core i5のは8GBあるのに。lenovoに電話してみた。変なので(とは言わなかったが)選択できるように調整の依頼(?)をしているそうな。10月目処。だが前倒しの可能性もあり。
— mhase (@mloge) August 31, 2012
以上、興味のない人にはなんの興味もないどころか、呪文の羅列にしか見えないであろう話題でした。
コメント
メモリを優先すると、i5を選択せざるを得ないのかあ。
i5とi7の違いってどれぐらいあるんだろ?